皆さんこんにちは!あしにゃんことアシリカです!
今回は、母音の発音のしかたについて解説していこうと思います。
発音や滑舌に関して、どういう風にすれば綺麗に発音できるのかで悩んでいる方も多いと思います。
実は発音の仕方に関して、一番基本中の基本である母音の発音は口径の形で決まり、しかもそれは簡単な座標系で示すことができるのです。従って数学をほんの少しでも触ったことがある人ならいとも簡単にどういう口径で発音したらいいかすぐ理解できるようになっています。(数学苦手な人でも大丈夫!なので、中学生なら誰でもすぐに理解できるようになっています。)
この記事を通して、英語の勉強の初学者、声優や歌手やアナウンサーのような声を使う仕事をする人、滑舌や発音に苦手意識を持っている人、数学がどのように生かされているのかが知りたい人、学校や養成所などの教育機関で発声、発音、滑舌を教える人達の指導の参考になれたらとても幸いです。
目的と目標
*発声の基本である、母音の発声の仕方を習得する。
*母音は「あ」行の音であり、「あ」行を発声する際は口径の形で決まるものであり、その口径の形を習得する。
→つまり、[A」「E」「I」「O」「U」の発音を身に着けること
*口径の形は、座標系で表すと凄く簡単に理解できるので幾何的に理解する。
「あ行」の息の出し方
息の流れは水平になるように心がけることがポイント!
前提条件
*口を閉じた時に唇と唇があわさる所にx軸(横軸)が通っているものとする。
*顔の丁度真ん中の部分(鼻筋を通る真っ直ぐな部分と考えるとよい)をy軸(縦軸)が通っているものとする
*縦軸と横軸の交点を原点0とする。
「あ」の音の口径
*「あ」の発音記号の基礎である「a」の音はこれ!
*口を縦に大きく最大にあける、つまり口径のyの値が最大値になるようにする。
*「Λ」はこれをだらしなく発声したらなる「あ」の音
*「ae」は「あ」と「え」の中間の音
「い」の音の口径
*「い」の発音記号の基礎である「i」の音はこれ!
*口を横に大きく最大にあける、つまり口径のxの値が最大値になるようにする。
*「ɪ」は「い」と「え」の中間の音。
「う」の音の口径
*「う」の発音記号の基礎である「u」の音はこれ!
*「い」の時のyの値(縦の大きさ)をそのままに、口径が原点中心、半径「yぃ」の円になるような口径を作る。
*俗に言うストローを吸う口(尖らせた口)と考えると良い。
「え」の音の口径
*「え」の発音記号の基礎である「e」の音はこれ!
*口を横に大きく最大にあけた時の半分の大きさ、つまり口径の横幅をxの最大値の半分の大きさになるように心がけると良い。
*要するに「い」の時の横の口径の半分
「お」の音の口径
*「お」の発音記号の基礎である「o」の音はこれ!
*口を縦に大きく最大にあけた時の半分の大きさ、つまり口径の縦幅をyの最大値の半分の大きさになるように心がけると良い。
*要するに「あ」の時の縦の口径の半分
まとめ
今回の記事で学んだことは
*あ(A)は口を縦に開けた時の最大値!
*い(I)は口を横に開けた時の最大値!
*う(U)は「い」の時の縦の口の大きさの円を口径で作る。
*え(E)は口を横に開けた時の最大値の半分
*お(O)は口を縦に開けた時の最大値の半分
これらは座標系で表現すると非常にわかりやすい!
皆さんもこれを意識してみてくださいね!
次回はこの「あ行」に似た「は」行・「や」行・「わ」行の発音の仕方を習得します。「あ行」との音の違いを理解していきましょう!
記事はこちら!
その次は子音の発声の仕方を学習します。
記事はこちら!
これら三点を習得すれば(日本語の)発音は完璧です。
しっかり学習していきましょう!
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