自己紹介
いよいよ今日は初めてメンバーの顔合わせ、明日香はこれから一緒に過ごす子達はどんな子なんだろう?と期待と不安を抱えながら事務所に向かっていました。
明日香:「これから一緒にやって行く人達とちゃんと仲良くできるのかなぁ?不安だけど、みんなときっと仲良くできるよね。楽しみだなぁ!」
明日香が事務所に到着し
スタジオの扉が開けると、新しく結成されたアイドルユニットのメンバーたちが一堂に会しました。彼女たちはそれぞれの個性を放ちながら、興奮と緊張に胸を膨らませています。
田中智也(マネージャー):「はい、皆さん、初めまして!私はみなさんのマネージャーになる田中智也と申します。今日からよろしくお願いします。」
明日香:「初めまして、佐藤明日香です!みんなと一緒に活動できることを楽しみにしています!」
みさき:「私は田中みさきです。よろしくお願いします。」
ゆい:「山田ゆいです!みんなと楽しい時間を過ごせるのを楽しみにしています!」
みおん:「伊藤みおんです。これからよろしくお願いします。」
ななみ:「初めまして、加藤ななみです。皆さんと一緒に成長できることを楽しみにしています。」
田中智也(マネージャー):「それでは、今日からみんなで一緒に頑張りましょう!」
一同:「はい!」
メンバーたちはお互いに笑顔で挨拶し合い、初めての出会いを祝福します。彼らはまだ担当カラーを決めていませんが、それぞれの個性がスタジオに彩りを添えています。彼らは共に歩む未来への道を切り拓くために、団結し、助け合うことを誓います。
田中智也:「では、まずはこれからお互いに活動する者同士、親睦を深めることにしていきましょう。お互いの好きな事や趣味や今やっていることなどを自由に話してお互いの人となりを知りましょう。私は遠目でみて、みんなの性格やユニットの方向性やメンバーカラーを決める判断材料にしていけたらと考えています。」
明日香:「みさきさん、ファッションデザイン学科って面白そうですね!私もお洋服のデザイン作るのが好きなんです。」
みさき:「そうなんですか!私も同じくらいの時間を服作りに費やしてます。一緒に何か作ったりしたら楽しいかもしれませんね。」
明日香:「それはいいですね!きっとみんなでユニットの衣装を作るのも楽しみになりますね。」
みさき:「そうだね、明日香!折角の機会だから、カッコいいものから可愛いものまで良い衣装作ってみようよ!」
明日香:「うん!絶対やりたい!みさきちゃん一緒にやろうね!」
みさき:「もちろん!私たちのユニットなんだから、私達だけのオリジナルを目指して行かなきゃね!」
明日香:「ところでさ、みんなはなんでアイドルになろう!と思ったの?私は、○○というアイドルアニメをみて、自分もそうなりたい!と思ってアイドル目指すようになったんだ!私も、△△ちゃんみたいになれるよう頑張らなきゃ!」
みさき:「明日香、アイドルアニメがきっかけって、すごく共感できる!私も昔からアイドルの世界に憧れていて、ファッションデザイン学科に通いながらでもアイドル活動を始めようと思ったんだ。」
ゆい:「ほんとに?私もアイドルになりたくて、高校卒業後すぐに活動を始めたんだ。明日香ちゃんと同じく、アニメやアイドルのライブを見て、自分もあんな風に楽しく歌って踊りたい!って思ったんだよね。」
みおん:「私は地下アイドルユニットで活動していた時、自分たちの音楽で人々に希望や勇気を与えられるようなアイドルになりたいと思っていたんだ。だから今回、新しいユニットで再び挑戦することができて、とても嬉しいよ。」
ななみ:「私は教育学部に進学しているけど、子どもたちに夢や希望を与えるような存在になりたいと思っているんだ。アイドル活動もその一環で、たくさんの人々に笑顔を届けられるように頑張りたいな。」
明日香:「たしかに、今度は私達が子供たちに夢を与える番だね!子供達に夢や希望を与えられる存在にならなきゃね!」
ななみ:「そうだね!明日香!子供達に夢や希望を届けられるように頑張ろう!ところで、ゆいちゃんは、アイドルになろうと思う前は何してたの?」
ゆい:「私は歌うことが大好きで、高校の合唱部に入っていたんだ。みんなと一緒に歌うのが楽しくて、それがアイドル活動を始めようと思った最初のきっかけだよ。」
明日香:「それは素敵な経験だね!私も高校の文化祭でバンドを組んでステージに立ったことがあるの。みんなと一緒に音楽を奏でる感じがたまらなくて。」
ゆい:「わかる!因みに歌ったのってアニソン?」
明日香:「勿論!」
みさき:「明日香らしい(笑)話脱線しちゃったけど、ゆいは合唱部いた時パートはどこしてたの?コンクールに出たりした?」
ゆい:「私はソプラノパートを担当していたよ!コンクールにも何度か出場したけど、特に良い成績は残せなかったかな。」
ななみ:「それでも合唱部で歌うって素敵だね。私は高校時代は演劇部に所属していて、舞台での演技が好きだったんだ。」
明日香:「ななみちゃんは演技が得意なの?それはまた違った才能だね。演劇部での経験が、アイドル活動にどう生かされるか楽しみだね。」
みおん:「みんなそれぞれに興味深い経験をしてるんだね。私は地下アイドルユニットで活動していたから、舞台でのパフォーマンスに慣れてるけど、新しいユニットでの活動も新鮮で楽しみだな。」
ゆい:「うん!みおんちゃんの経験も貴重だよ!みんなでお互いの経験を生かして、より素敵なパフォーマンスを作り上げていこう!」
ななみ:「ねぇ、みおんちゃん!みおんちゃんはどうして前のアイドルユニット辞めちゃったの?差し支えない範囲で教えて!」
みおん:「前のアイドルユニットを脱退した理由は、自分の成長や挑戦のために新たなステージに進みたいと感じたから。地下アイドルユニットでの経験は貴重であり、たくさんのことを学びましたが、よりプロとしてのステップを踏みたいと思ったんだ。新しいユニットでの挑戦によって、自分自身をさらに高め、より良いパフォーマンスを提供したい!って感じだから」
ななみ:「へぇー!そうなんだ!でも経験者がいるのは心強いなぁ!みんなをスキル面から引っ張っていってくれると嬉しい。よろしくね。」
明日香:「私達、未経験なので至らないとこもあるかもだけど色々教えてください!精一杯頑張ります!」
ゆい:「私も明日香ちゃんと同じです!よろしくお願いします。」
みおん:「みおんでいいよ2人とも!これから一緒に活動していく仲間なんだしさ。明日香ちゃん、ゆいちゃん、君たちの持つ活気と元気は本当に素晴らしいよね。特に明日香ちゃんの明るい笑顔は、周りに明るさと活力を与えてくれるし、ゆいちゃんのムードメーカー的な存在感は、チーム全体の雰囲気を明るくしてくれるんだ。そのポジティブなエネルギーは、本当に素晴らしいリーダーシップを発揮してると思うよ。これからもその素晴らしい魅力を存分に活かして、一緒に頑張っていこうね!」
明日香:「もちろん!その持ち前の笑顔でみんなを引っ張って行くよ。」
ゆい:「私も、このユニットのムードメーカーになれるよう頑張るね!」
みさき:「ありがとう!よろしく!ねぇ、ななみは大学行ってる!って話したけど、大学ってどんな感じなの?めっちゃ気になる!学部でどんな授業があるとか、美味しい学食があるとか、教授はどんな感じの人なのかとか」
ゆい:「それ、私も気になってた!新歓コンパとかそういうのってどんな感じなのか気になる!」
明日香:「私も友達が大学に通っているからある程度小耳にはさむけど、ななみちゃんのエピソードも知りたいなぁ。だって身近にいる現役大学生がななみちゃんになるんだし!」
みおん:「私も美咲と同じで専門学校に進学したから大学ってどんなとこか知らないんだよね。詳しく知りたいなぁ!ななみちゃん、どうなの?」
ななみ:「大学生活は、新鮮で刺激的だよ!授業では、専門的な知識を学ぶだけでなく、ディスカッションやグループワークを通じて他の学生との交流もあり、友達と一緒に勉強したり、食事をしたり、新歓コンパでは様々なサークルの活動や文化に触れることができた。私はサークルに入部しなかったけど、新しい友達との出会いやイベント参加が楽しかったなぁ。大学は、個々の興味や関心に応じて様々な活動があるので、自分に合った楽しみ方ができるよ。学食だと『名物ふっくらとろとろオムライス』がおすすめだよ!
地元でとれる新鮮な卵を使用し、ふわふわのオムレツに包まれたご飯は、まさに絶品でトロトロのデミグラスソースが上品な味わいを加え、一口食べれば地元の味を存分に楽しめちゃうんだ。
因みに、今大学で履修している授業で1番お気に入りの授業は『教育心理学』だよ。この授業では、子どもや若者の心理の理解や発達について学んでいて私が将来的に子どもたちに夢や希望を与える存在になりたいと考えているので、そのためには彼らの心理や発達を理解することが重要だと感じている。この授業では、心理学の基礎から始まり、教育現場での実践的なアプローチまで幅広く学ぶことができるんだ。
ゆい:そうなんだ!なんか楽しそうだね。機会があればななみちゃんの大学に行って、『名物ふっくらとろとろオムライス』食べたいなぁ!
明日香:「そうだね!ゆいちゃん!私も一緒に食べたいね!」
ななみ:「なら、今度機会がある時に私の大学にあそびに来てね!」
明日香・ゆい:「うん!」
田中智也:さて、結構おしゃべりしてみんなのことも知れて仲良くなったことだし、私もみんなの事を知れて良かったです。そんなところで、これから君たちのアイドルユニットの名前とコンセプトを決めていこうと思います。君たちの意見をもとにユニットの名前を決めていきましょう。お互いを尊重し、サポートし合いながら、素晴らしいパフォーマンスを作り上げていきましょう。では、ユニット名に関するアイディアを出してみてください。」
明日香:「私は、星の光が輝くように、私たちの活動がファンの心に光を差し込むようなイメージがいいかな。」
みおん:「確かに、それは素敵なイメージだね。私も賛成だ。」
ゆい:「星って、一つひとつが個性的で輝いてるし、それが一緒になって美しい景色を作るよね。私たちもそんな感じで、個性を活かしながら一つになっていくんだ。」
ななみ:「その考え方は素晴らしい。みんなの個性やカラーが輝きながら、一つの輝く星を形成する。」
みさき:「私もそのイメージに賛成!そういう意味合いで、ユニット名を決めるといいかもしれないね。」
田中智也:「みんなの意見をまとめると、『星の光』をテーマに、それぞれのカラーが輝くユニットということだね。では、ユニット名を決定しよう。皆の意見を聞かせてもらおう。」
明日香:「『スチャーナリス』、どうかな?デンマーク語で星の光って意味だよ。」
ゆい:「スチャーナリス、いいね!カッコいいし、少しユニークで覚えやすい感じがする。」
ななみ:「私もスチャーナリス、良いと思う。カラフルで個性的なイメージがしっかりと伝わるし、覚えやすい名前だね。」
みおん:「スチャーナリス、なんだか響きがいいね。そして、デンマーク語の意味も素敵だ。私も賛成だ。」
みさき:「私もスチャーナリス、素敵だと思う。一つの星のように、私たちが輝く姿を表現しているようだね。」
田中智也:「良いね、皆の意見が一致している。『スチャーナリス』、これから君たちのユニット名だ。皆、素晴らしい選択をありがとう。これからも、スチャーナリスとして輝き続けよう!」
一同:「はい!」
田中智也:それじゃあ、来週からはいよいよダンスや歌のレッスンが始まります。しっかり頑張っていきましょう。
それと同時に、衣装作成やライブ配信やビラ配りなど、デビューに向けてやることは沢山あると思うので積極的にやっていきましょう。
美咲:「あのー!マネージャーすいません。私、ファッションデザインの専門学校通っているので衣装の企画したいなぁって考えているのですがいいでしょうか?」
田中智也:「わかりました。では美咲さん、衣装デザインお願いします。3件ほど用意して、どれが良いか決定しましょう。」
美咲:「ありがとうございます。素敵な衣装を作れるように頑張ります!明日香、良かったら是非手伝って!」
明日香:「うん!サポートなら任せて!星をベースにメンバー毎に個性がキラリと光るものにしていこうね!」
美咲:「明日香!良い事言うね!私もそう思っていたんだぁ!色々原案を作れるようサポートするね!」
美音:「良かったね!美咲!カッコいいのよろしく頼むよ!」
ゆい:「とびっきり可愛くて、キラキラできるものをつくってね!」
ななみ:「清楚で素敵なものにしてほしいなぁ!」
美咲:「美音ちゃん、ゆいちゃん、ななみちゃん!それぞれの個性が出せるようにピッタリの案出せるように頑張るから楽しみにしててね。」
田中智也:「では、次はメンバーカラーを決めていこうと思います。みなさんの希望の色はありますか?」
明日香:「私はやっぱりピンクがいいかな!」
ゆい:「私は黄色が好き!」
美咲:「私はライトブルーがいいですね。」
美音:「紫が私の個性を表現できそうです。」
ななみ:「私は緑が好きです。」
田中智也:「なるほど、それぞれの個性が出る色を選んだね。」
明日香:「でも、私たちはカラーだけでなくそれぞれの個性は違うから、色と個性を調和させていくべきだと思う。」
美咲:「確かに、色だけではなく、パフォーマンスや歌声で個性を表現できるもの。」
田中智也:「そうだね、各自の個性がユニットの力となる。では、明日香ちゃんはピンク、美咲ちゃんはライトブルー、ゆいちゃんは黄色、美音ちゃんは紫、そしてななみちゃんは緑に決定だ!」
一同:「はい!」
田中智也:「これでユニットの基盤が整ったね。次は衣装デザインを美咲ちゃんに任せる。彼女のセンスで素敵な衣装が完成すること間違いなし!」
美咲:「ありがとうございます!みんなの個性を活かした衣装を作り上げます!明日香、手伝って!」
明日香:「了解!」
美音:「楽しみにしてるよ!」
その日の夜 明日香 帰宅
明日香:「ただいま〜」
母:「おかえり、明日香!どうだった顔合わせは?なんだか楽しそうに見えているから良さそうな雰囲気しているけど」
明日香:「顔合わせは楽しかったよ!新しい仲間たちと話してると、すごくワクワクするんだ。」
母:「そうなの?良かったわね。新しい仲間との出会いって、大事なんだから。」
父:「なあ、どんな子がいるんだい?性格とかさ。」
明日香:「みんな個性的で、でもみんなが集まるとすごくバランスが取れてる感じ。」
母:「それは素敵ね。みんなが仲良くやっていけそうな感じ?」
明日香:「うん、そうだね。みんなで助け合いながら、一緒に夢に向かって頑張っていくって感じかな。」
父:「それはいいことだな。仲間がいるっていうのは、力になるからな。」
母:「でも、明日香もしっかり自分の意見を言って、一緒に進んでいってね。」
明日香:「うん、分かった。みんなのためにも、自分も頑張るよ。」
父:「そうだ、明日香ならきっとみんなを引っ張っていける存在になれるさ。」
明日香:「ありがとう、パパ、ママ。私、頑張るからね。」
母:「わかってるわ、明日香。私たちもいつも応援してるから。」
父:「明日香が笑顔でいれば、俺たちも幸せだよ。」
明日香:「うん、ありがとう。私も幸せだよ、パパ、ママ。」
こうして、明日香達の顔合わせの1日は終わりました。いよいよ、来週からはデビューに向けてのレッスンなどが始まっていくのでした。
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