皆さんこんにちは!あしにゃんことアシリカです!
実は私、元アイドルマネージャーとしてグループの売上を約4倍に向上させた経験や、女性アイドルオーディションの審査員もしていた経験があります。
だからこそ、オーディションで「何を」「どう見られているか」を熟知しています。
今回は、私が専門学校の学内オーディションで実際に受験したゆーりんプロの傾向と、そこから導き出される対策を、
声優志望者の方
アニメファンの方
オーディション指導者の方々
に向けて、客観性と信頼性を意識してお伝えします!
ゆーりんプロホームページ
ゆーりんプロ声優ナレーター養成所ホームページ
ゆーりんプロ・オーディションの出題内容(2022年度 私の受験時データ)
私が経験した学内オーディションにおける、ゆーりんプロの選考内容は以下の通りでした。
| 項目 | 内容 | 備考 |
| 自己PR | 自身をアピールする時間。時間厳守。 | 自身をアピールする時間。時間厳守。 |
| 台詞読み | 2回同じ内容を朗読 | 1回目:通常通り朗読。
2回目:1回目後、審査員からのフィードバックを受け、シンキングタイムを経て再朗読。 |
| 志望動機 | 口頭試問 | 「なぜこの事務所を選んだか?」など、ストレートな質問。 |
出題傾向から見るゆーりんプロ対策
上記の出題内容から、特に重要となる対策ポイントは以下の2点に集約されます。
自己PR・志望動機への万全な準備
- 自己PR:制限時間内に、あなたが何者で、何を成し遂げたいかを明確に伝える準備。暗記だけでなく、話す中で相手の反応を見る余裕も必要です。
- 想定質問へのシミュレーション:AIや指導者に相談し、想定される質問への返答を事前に練習しておきましょう。(約175〜200字程度の簡潔で説得力のある回答を準備)
台詞読みにおける「変化」と言語化能力
「変化」を追求した訓練:1回目と2回目を比較した際に、
審査員のフィードバックを受けてどれだけ演技を良い方向に変えられたか
が最も重視されます。
これは「対応能力」と「伸び率」を試す試験です。
言語化能力の強化:台詞読み上げ後、「何を意識して読み上げをしたか?」を
自分の言葉で論理的に説明できる
ように訓練が必要です。普段の演技練習から「なぜその表現を選んだのか」を言語化する習慣をつけましょう。
ゆーりんプロ(声優養成所・声優事務所)が求めていることは何か?
ゆーりんプロのオーディション形式から読み取れる、事務所が求めている本質は以下の点です。
「素直さ」と「対応能力」
演技経験の多寡よりも、審査員からの指示やアドバイスを
すぐに理解し、次の行動(2回目の朗読)で反映できる素直さと、
その場での
対応力・修正能力
を強く見ています。
「成長の可能性(伸びしろ)」
1回目の演技から2回目の演技で、どれだけ「良い変化」を見せられるか。
これは、未来の仕事の現場で、監督や音響監督の要求に迅速に応え、
短期間で成長できるポテンシャル
があるかを測っています。
ゆーりんプロに合格する為に必要なことは何か?
合格へのカギは、小手先の技術よりも「本質的な力」の向上です。
- フィードバックを活用する力:審査員からの助言を、感情論ではなく
演技を改善するための論理的なヒント
として捉え、即座に次の表現に活かす訓練を積むこと。
・「意識」を「言葉」にする習慣:日々のレッスンや自主練習で、「今日は〇〇を意識した」で終わらせず、「〇〇を意識した結果、表現がどう変わったか」を具体的に言語化する習慣を身につけること。これは、現場でディレクターと円滑にコミュニケーションをとるための土台となります。
声優を目指している人、ゆーりんプロを受験する人へのアドバイス
「不合格」だった私の経験から、そしてオーディション審査員をしていた経験から、受験者の皆さんにお伝えしたいことがあります。
オーディションは、あなたの「現時点の完成度」を試す場ではありません。
特にゆーりんプロの形式は、
「未来のあなた」がどれだけ可能性を秘めているか
を見るためのものです。
基本の発声・滑舌はもちろん重要ですが、それ以上に
「他者からの言葉(フィードバック)で、自分をどれだけより良く変えられるか」
というレジリエンス(精神的回復力)と対応力が問われています。
フィードバックを受け取ったら、それをネガティブに捉えず、「成長のチャンスだ」と捉え、シンキングタイムで集中してどう演技に反映させるか、戦略を立てましょう。
その一瞬の集中力と変化への意欲こそが、審査員に最も響く「魅力」となります!
自己PRの準備、質問へのシミュレーション、そして
「変化を恐れない心」
を持って、自信を持ってオーディションに挑んでください!


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