皆さんこんにちは!あしにゃんことアシリカです!
アイドル業界という華やかな世界の裏側では、日々多くのグループが誕生し、そして消えていきます。
その「消えていく理由」の多くは、表面的には「方向性の違い」や「資金難」と語られますが、現場を深く知る人間から見れば、それは明らかな
「人災」
であるケースが少なくありません。
今回は、私がかつて経験した、あるアイドルプロジェクトの活動休止(2026年3月)という悲劇を例に、組織が「墜落」するメカニズムについてお話しします。
前回のマネジメントが奪った「夢を追うエネルギー」についての解説記事はこちら!
併せて読んでね!
https://ashirika.com/idoledu010/
導入|なぜ、2026年の今「日航123便」を語るのか
私は1996年生まれです。
1985年に起きた「JAL123便御巣鷹山墜落事故」は、私が生まれる前の出来事です。
しかし、今のアイドル運営に携わる10代から40代の皆さんに、あえてこの事故を語りたい。
なぜなら、あるアイドルプロジェクトが崩壊した構造的欠陥が、40年以上前の航空機事故の原因と
驚くほど酷似しているから
です。
歴史に学ばない組織は、必ず同じ過ちを繰り返します。
JAL123便事故についての概要はこちら!
結論|「バックアップ」のない独裁組織は必ず墜落する
結論から言えば、その現場が崩壊した最大の理由は、
「特定の一人と特定の思考への過度な依存」
にありました。
123便が、たった一つの箇所の破損で全ての制御を失ったように、そのアイドル現場もまた、運営幹部の
「思考の硬直化」
と
「情報の遮断」
によって、修復不可能なレベルまで制御不能に陥ったのです。
理由|JAL123便の悲劇:一極集中の代償
ここで123便の事故をおさらいしましょう。
使用機材だったB747(ジャンボジェット)は、当時
「世界で最も安全な乗り物」
と言われ、
安全神話
が信じられていました。
しかし、過去の不適切な修理箇所から圧力隔壁が損壊。
その衝撃で垂直尾翼が吹き飛びました。
ここが致命的でした
当時のB747の操縦系統(油圧システム)は、4系統全てが垂直尾翼付近に集中していたのです。
垂直尾翼を失った瞬間、全ての油圧が抜け、パイロットの懸命な操作も虚しく、機体は
「操縦不能(アンコントローラブル)」
となりました。
その結果、山に墜落してしまい乗客乗員524人中、520人が犠牲になってしまうという単独機としては世界で一番悲惨な事故が起きてしまいました。
この
「一点が壊れたら全てが終わる」
という構造こそが、悲劇の本質です。
実録:アイドル現場における「権限という名の油圧管」
私がいた現場でも、全く同じことが起きていました。
情報の遮断と独占
あるメンバーが「SNSを頑張りたい」と言った際、私は三上功太氏(年商25億のSNSマーケティングのプロ)の知見をまとめた講義ノートを共有しようとしました。
しかし、同僚で一橋大学法学部法律学科卒のO氏はこう言い放ちました。
「SNS担当はTさんだから、三上みたいな外部のノウハウに頼るな。Tさんしか介入するな!」
これは、本来「成功」という目的地へ向かうための
「予備の油圧管(多様な知見)」
を自ら切断した行為に他なりません。
「T氏という実績あるプロがいるから大丈夫」という、123便と同様の安全神話への過信
が、そこにはありました。
恐怖政治という名の不適切修理
2025年2月に赴任したチーフマネージャーは、さらに深刻でした。
「君たちに自由はない!メンバーを信用してない!」
「要求を聞いたら舐められる」
メンバーへの人格否定や、外部(三上氏など)の知見を「リスク」として排除する姿勢。
これは組織の「圧力隔壁」を内側からボロボロに破壊する行為でした。
私がメンバーに寄り添い、「我慢の先に良い未来はない」と伝えても、組織自体がその「心のバックアップ」を目の上のたん瘤として排除したのです。
この内容からアイドル運営をやるにあたって学ぶべき教訓とは?
「多様性」は「安全性」である
「正解」を一つに絞ることは、
その正解が通用しなくなった瞬間に全滅すること
を意味します。
SNSマーケティングに絶対はありません。
T氏のノウハウも、三上氏のメソッドも、現場の女の子の直感も、全てを
「バックアップ」
として持っておくべきなのです。
三上功太氏のSNSはこちら!
権限と責任の履き違えを防ぐ
「担当以外口を出すな」という言葉は、組織を守っているのではなく、自分のポジションを守っているに過ぎません。
本来の目的は「グループの成功」であり、そのためのヒントを遮断することは、メンバーの人生に対する背信行為です。
この内容からアイドル運営をやるにあたって風化させてはならないこと
123便の事故後、航空業界は「油圧系統を分散させる」という物理的な対策と、機長一人の判断に依存しない「クルー・リソース・マネジメント(CRM)」を徹底しました。
アイドル業界も同じです。
-
一人のマネージャーの気分でメンバーの人生を左右させない。
-
外部の優れた知見を常に仕入れ、風通しを良くする。
-
「信頼関係」という目に見えない制御装置を、人格否定という名の暴力で壊さない。
私が去った後、そのグループは2026年3月に活動休止となりました。
これは偶然ではありません。
操縦不能になった機体が墜落するのは、物理的な必然だったのです。
まとめ
「我慢は楽だけど、楽した先に良い未来はこない」
これは、私が今も大切にしている言葉です。
組織の空気に流され、不適切なマネジメントを「仕方ない」と見過ごすことは「楽」かもしれません。
しかし、その先にあるのは520人の命を失った事故と同じ、取り返しのつかない崩壊です。
アイドル運営に携わる皆さん。
あなたの現場の「油圧管」は一箇所に集中していませんか?
メンバーの声を封じ込めていませんか?
二度と「墜落」という名の活動休止を繰り返さないために。
私たちは常に学び、多様な知見を取り入れ、タレントという「人生」を預かる重みを再認識しなければなりません。

コメント