皆さん、こんにちは!あしにゃんことアシリカです。
今回は、ますます人気が高まっている
コスプレパフォーマンス(コスパフォ・コピユニ)
が成功を収め、日本の新たなエンターテイメントとして発展するために、何が必要なのかを深掘りします。
結論から申し上げます。
2016年からのコスプレ現場歴、2017年からのアイドル現場歴、そしてあのラブライブ!シリーズの声優さんが多数所属するホーリーピークの養成所を卒業し、元アイドルマネージャーとして現場を見てきた私がたどり着いた答えは、
コピユニ界隈は「地下アイドル界隈の良いところ」を最大限に取り入れ、互いに手を取り合い、ファンと演者、そして未来の夢追い人たちに「幸せと感動を循環させる」義務がある
ということです。
皆さんはコピユニのライブを見たことがありますか?
近年、ニコニコ超会議や東京ゲームショウ、アキコス、ステラ☆Girl’s Partyなどのイベントでその人気は高まり、アニダンといったコンテストも開催されるほど、日本のサブカルチャーを象徴するコンテンツへと成長しました。
この素晴らしいコンテンツを、さらに上のステージへ引き上げるにはどうすればいいのか?
私の現場経験と、養成所時代に胸に刻まれた
事務所トップの熱い想い
に基づき、その具体的な方策を解説します。
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発展させるために必要なこと!(結論)
ズバリ物申しましょう!
コピユニの成功と発展の鍵は、以下の
4つの要素
を「仕事」として真剣に取り組む地下アイドルのノウハウから積極的に学び、実践することに尽きます。
| 成功の鍵 | 地下アイドル界隈から学ぶ視点 |
| 愛されるユニット作り | 徹底したファン目線でのキャラクター表現と、ユニットメンバーのプロ意識に基づいた強固な連携。 |
| お客さんが楽しい環境整備 | リピーターを産むためのシステム構築(特典会、動線設計、新規ファンへの配慮)とライブの一体感の演出。 |
| アイドル界隈の良い所の導入 | 効率的で魅力的な物販・特典会システム(例: チェキ列の形成、スムーズな時間管理)や、音楽・パフォーマンス技術の追求。 |
| 継続的な努力と改善 | 結果(集客、売上、ファンの熱量)に対するPDCAサイクルを回すプロの意識。 |
特に、
「お客さんが楽しい環境を整備すること」
は、新規ファンも古参ファンも楽しめるイベント・ライブ環境を作る上で不可欠であり、私の原点となる経験からもその重要性を痛感しました。
なぜそのような結論に至ったのか?:私の原体験
イベント主催者の熱い発言で考えるようになった。
私がコピユニ系イベントに行った際、MC担当者の
「このコンテンツを一気に盛り上げて、さらに発展させて行きたい!」
という熱い発言に触発されました。
コピユニやコピユニのライブが好きな私自身、この願いを実現するために
「一体何が必要で、どう行動するべきなのか?」
を真剣に考え始めました。
あるアイドルユニットとの出会いと原点
その答えを探る中で、私はコピユニライブの対バンで出会ったあるアイドルのメンバーに、最初は興味がなかったにも関わらず、必死に誘われワンマンライブに行くことになります。
そこで私が学んだこと、それが
「最初の興味や関わる気の有無は関係ない!お客さんが楽しいと思える環境整備が1番大切なこと」
です。
初参加で戸惑う私に対し、その現場は最高のエンターテイメントを提供し、「ここにいてはいけない」という不安を一瞬で
「また来たい!」という楽しさへと
変えてくれました。
この経験が、アイドルへの興味・関心を飛び越え、彼女たちを応援する原点となったのです。
コピユニと地下アイドルの対比:システムは同じ
私がアイドル現場に頻繁に行くにつれて気づいたのは、
コピユニも地下アイドルも、活動の「システム」はほぼ同じ
だということです。
-
メインの活動: お客さんの前でのライブパフォーマンス。
-
収益活動: 物販(主にチェキ撮影)を通じたファンとの交流。
タイムテーブル表

あるコスプレパフォーマンスライブイベントでのタイムテーブル表

あるアイドルライブイベントでのタイムテーブル表
ライブパフォーマンス動画
コスプレパフォーマンス側
こんばんは!
興奮冷めやらぬ中昨日の #クラコピ ダイジェストを公開🎡💖
ぜひ感想は #ゆめがくっ をつけて、お願いします✨✨part1はこちら💁♀️ pic.twitter.com/oJGViy6lke
— 夢ヶ咲学園スクールアイドル同好会 (@yumegaku__) May 23, 2021
昨日は『目指せ!池ハロステージ』をご覧いただきありがとうございました✨
今回はじめて殺陣に挑戦しております🔥
ぜひ最後までご覧ください!
また、ニコ生のアーカイブでもすてきなカット割で配信していただいておりますので、合わせてお楽しみください!#くくく#池ハロ2021 pic.twitter.com/5AT0qY9Lyh— スタァナイン九九組 (@starnine99gm) October 31, 2021
アイドル側
本日は『お台場痛車天国2022 RETURNS』にご来場いただきありがとうございました‼️
本日撮影された写真や動画はぜひTwitterに #セカモノ をつけて呟いてください✨
本日のライブの様子を少しお届けします🎥#セカモノ0327#痛車天国2022 pic.twitter.com/WFL59OmY1J
— セカモノ(公式) (@sekamono) March 27, 2022
物販でのチェキ撮影

コスプレパフォーマンス側

アイドル側
上記の内容をご覧いただければ、
コピユニもアイドルも、同じステージに立ち、同じ時間軸でライブと物販を行っています。
コピユニは「趣味」、地下アイドルは「仕事」という違いはあれど、
お客さんを楽しませ
満足度を高め
次の集客に繋げるという
「エンターテイメントの原理原則」は完全に一致
しているのです。
コピユニと地下アイドルの関係:互恵的な共闘こそが未来
私の経験、特にホーリーピークの社長の言葉と、アイドルたちの熱い想いから導き出された究極の結論はこれです。
「コピユニの演者こそ、地下アイドルのメンバーや『声優の夢を持つ子たち』に、優しさと幸せを与える『本物のアイドル/キャラクター』であるべき」
なぜこれが自明な「必要条件」なのか
ホーリーピーク社長の夢
私が養成所に入所して間もない頃、社長は
「ラブライブ!シリーズを通して、世界中の人達が幸せ溢れる世界にしたい!」
という壮大な目標を掲げていました。
この夢を実現するためには、ラブライブ!に憧れてアイドルや声優を目指す子たちを、コピユニの演者やファンが温かく迎え入れ、
「このコンテンツを好きになって良かった」と思える体験を提供することが必要不可欠
です。
アイドル・夢見る子たちにとってのコピユニの「存在価値」
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ラブライブ!スーパースター!! 第1期8話「結ばれる想い」で、かのんちゃんが恋ちゃんをスクールアイドルに誘うシーン「恋ちゃんと一緒にスクールアイドルがしたい!」に感動し、「私たちも!」とコピユニとの共演を熱望するアイドルのメンバーが続出しました。
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元アイドルマネージャーとして、新規設立事務所のオーディションで「ラブライブ!に憧れてアイドルを目指した」子が何人もいました。
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私が在籍したホーリーピーク声優養成所にも、「Liella!に憧れて、自分も将来そんな存在になりたい」と夢を持って入所してきた17歳の女の子がいました。
これらの子たちにとって、コピユニの演者は
「アニメや漫画から飛び出してきた本物の存在」
つまり
憧れのキャラクターそのもの
です。
もし彼女たちがコピユニの現場で優しく接してもらい、夢や元気をもらえたなら、それは
「憧れの存在から直接受け取った宝物」
になります。
その感動は、彼女たちの周りのファンやスタッフにも波及し、
コピユニ界隈全体への好印象と信頼性
となって返ってくるのです。
「人として、幸せを与える、嬉しい気持ちを循環させること」
が、巡り巡ってコピユニの繁栄に繋がることは、間違いありません。
コピユニ演者・オタクの「拒否」が深刻な問題である理由
深刻な問題点:それは「差別の芽」である
同じコンテンツ(アニメ)が好き
という共通の土台があるにもかかわらず、
「いる界隈が違う」
「活動目的が違う」
という理由で、
一方(アイドルや声優志望者)を排他的に扱う言動は、
人種や民族の差別問題
と根本的に構造が似ています。
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同じコンテンツが好きな仲間なのに、一方が一方を迫害している構造になってしまう。
-
憧れの存在(コピユニ)が、夢を持って近づいてきた人(アイドル・声優志望者)に対して冷たく接することは、彼女たちの夢や希望を打ち砕きかねない行為です。
発生しやすい原因と対策
| 問題発生の原因 | 防ぐために必要な認識 |
| 趣味の聖域化:「コピユニは自分たちだけの場所」と閉鎖的に考える。 | コンテンツの公共性:
ラブライブ!などのコンテンツは、全人類の夢を育む公共財であり、排他的であるべきではない。 |
| 立場の勘違い:地下アイドルを下に見る、または単なる対バン相手としか見ない。 | 優位性の自覚と義務:
あなたは「憧れのキャラクターそのもの」として、夢を持つ子に幸せと勇気を与える立場にあるという自覚を持つ。 |
| ノウハウ拒否:「仕事」から学ぶことへの抵抗。 | プロ意識の導入:より良いパフォーマンスと現場運営で「愛されるユニット」になるため、アイドルの優れたノウハウを積極的に取り入れる。 |
ステラ☆Girl’s Partyでの出来事



この重要性は、ステラ☆Girl’s Partyなどの対バンイベントで浮き彫りになりました。
Sweet Alleyの瑚苓ちゃん(元タートルリリー・Aqours大好き):
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彼女はかつて、ステラ☆Girl’s PartyでAqoursのコピユニであるアクアリウムと対バンした際、コピユニのメンバーを「アニメの世界から現実世界にやってきたような憧れの存在」として見ていました。
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彼女をはじめ、多くのアイドルメンバーが、『ラブライブ!スーパースター!!』第1期8話「結ばれる想い」でLiella!の澁谷かのんが葉月恋を説得するシーン「恋ちゃんと一緒にスクールアイドルがしたい!」を見て、「次は私達も!コピユニの人達と一緒にライブして仲良くしたい!」と強く願っているのです。
地下アイドルが持つ「ファンとの近さ」、コピユニが持つ「作品愛と再現度」が一つになることで、アイドルファン、コピユニファン、そして未来のエンタメ業界を目指す子たち、
全ての人に感動と「幸せ」を提供できる空間
が生まれるのです。この環境整備こそが、コピユニ界隈の義務であり、繁栄の道筋です。
斉藤朱夏さん、岬なこさん、楡井希実さんなどが所属する事務所の社長の夢を叶え、もし彼女たちがコピユニ現場を視察した際に
「すごく良かったよ!大満足!」
と言ってもらうためにも、
コピユニ演者がアイドルや声優志望の子たちを大切にする環境作りは急務
です。
私もホーリーピーク声優養成所に在籍していた時、私がホーリーピーク声優養成所にいた際、(実際には起きなかったが、)私の頭の中では斉藤朱夏さんや岬なこさんや楡井さんにバッタリ会うかもしれないと思っていて、もしそうなった際には、そのような状況になるにはどうしたらいいのか?を必死になって考えいました。
まとめ:最高のユニットは「愛」で繋がる
コスプレパフォーマンスユニットと地下アイドルは、活動の動機こそ違えど、
観客を楽しませ、メンバーがファンから愛されるチームであることが重要という点で全く同じ
です。
コピユニがアイドル界隈と手を取り合い、夢を持つ子たちに優しさという名の
「幸せ」
を提供し、それが巡り巡ってコピユニ界隈の繁栄、そしてコンテンツの発展へと繋がる
「夢の循環」
を生み出すと私は確信しています。
「趣味だから」「仕事だから」という矮小な壁を越えて、
同じコンテンツを愛する仲間として、お互いに協力し合いましょう。
そうすることで、ホーリーピークの社長が目指す
「世界中の人達が幸せ溢れる世界」
の実現に貢献できるはずです。
私も元アイドルマネージャーとして培った
「人を惹きつける演出論」
「ファン獲得目線」
を活かし、この夢が叶うよう、日々研究・研鑽を続けています。
一緒に、皆が笑顔で溢れる最高のエンターテイメント現場を創り上げていきましょう!


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