みなさんこんにちは!あしにゃんことアシリカです!
アイドル運営やカメラマンとして、日々「現場の熱量」を形にする活動をしていますが、先日、心臓が止まるかと思うほどのスリリングな経験をしました。
それは、とある女性アイドルユニットのワンマンライブ当日のこと。
今回は、華やかなステージの裏側で起きた
「チェキカメラ調達ミッション」
の全貌を公開します。
他事務所のスタッフさんや、これから運営・メンバーを目指す方、そしてアイドルの現場を愛する全ての方へ、現場の
「ヒリヒリ感」と「教訓」
をお届けします。
今回の記事はこちらのワンマンライブのお仕事における内容です!
ワンマンライブのお仕事の全体概要の密着記事はこちら!
併せて読んでね!

導入:運命のワンマンライブ、当日の朝
その日は、とある土日祝日。場所は渋谷エリアにあるキャパ300人前後のライブハウス。
ユニットにとって大切なワンマンライブ当日、私は9:30に出勤しました。
現場は開場に向けて緊張感と活気に包まれていました。
【当日のタイムスケジュール】
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09:30:出勤・準備開始
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10:30:リハーサル終了
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10:50:開場(運命の20分前)
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11:30:ライブ開演
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12:20:特典会開始
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14:00:完全撤収
順調に進んでいた準備。しかし、リハーサルが終わった10:30、衝撃の事実が発覚します。
「チェキカメラが、稼働予定台数分ない……!」
結論:準備不足は「足」で稼いでカバーせよ!でも確認は前日に
結論から申し上げます。
「渋谷ならどこでもチェキカメラが買える」
という思い込みは、土日祝日においては
非常に危険
です。
今回、私は開演直前の渋谷を文字通り駆けずり回り、11:15という
「SASUKEのファイナルステージ残り0.5秒」
のようなタイミングでライブハウスに生還しました。
結果として、急遽導入した上位機種がメンバーに大好評という
「災い転じて福となす」
結末を迎えましたが、本来、機材の動作確認と台数チェックは
「前日までに」
完了させておくべき最重要事項です。
この実体験から学んだ、渋谷の在庫事情とリスク管理の重要性を深掘りしていきます。
出来事:渋谷量販店サバイバル、11:15の生還
10:40 渋谷の街へスクランブル
現場には普段、比較的リーズナブルな旧型のチェキカメラinstax mini12を導入しています。

Instax mini12はこちらです!
在庫不足が判明した瞬間、私はメンバーから
「立て替えで良いから買ってきてほしい!」
と背中を押され、渋谷の街へ飛び出しました。
私は普段から私用で渋谷を徘徊し、家電量販店やドン・キホーテの在庫状況をチェックしていたため、
「どこかにはあるはずだ」
という微かな自信がありました。
10:50 1軒目・ヤマダ電機:まさかの「売り切れ」
最初に向かったヤマダ電機。
自信満々で売り場へ向かいましたが、結果は
「在庫なし」
土日の渋谷の回転率を甘く見ていたことを痛感します。
11:00 2軒目・MEGAドン・キホーテ:無情な「青いカード」
次に向かったのはMEGAドン・キホーテ渋谷本店。
お目当ての機種はありませんでしたが、上位機種である
『instax mini 41』
の展示を発見!

Instax Mini41
「値段は予定より高くなるけれど、これで良いか?」
とメンバーに即座に連絡。
「それでもいいから調達して!」
との返信を受け、店員さんに声をかけます。
私:「これ、欲しいのですがどうしたらいいですか?」
店員さん:「棚にある青い購入希望カードを持ってレジへどうぞ」
……しかし、棚にカードが一枚もありません。
私:「カードがないのですが……」
店員さん:「無いとなれば売り切れです!申し訳ございません!」
11:05 3軒目・ビックカメラ渋谷東口店:奇跡のラスト1台
「もう、ここで無ければ終わりだ」
そう覚悟を決めて、11:00に開店したばかりのビックカメラ渋谷東口店(109近く)へ。
祈るような気持ちで売り場を確認すると……ありました。
instax mini 41、ラスト1個!
迷わず購入し、そこからライブハウスへ猛ダッシュ。
会場に戻ったのは11:15。
開演まであと15分。
息を切らして戻った私に、リーダーからは
「ありがとうございます!」
と感謝しつつも、
別のメンバーからは
「お前さんは少し落ち着きなよ……」
と苦笑い。
それはまさに、SASUKEでアラートが鳴り響く中、ギリギリでステージクリアのボタンを押した時のような達成感(と疲労感)でした。
この出来事によって得た教訓
今回の「大捜索劇」から、アイドル運営として、またプロの現場に関わる人間として得た教訓は3つです。
渋谷の在庫を過信するべからず
「渋谷なら量販店が多いし何とかなる」
というのは、平日の論理です。
土日祝日は観光客や買い物客で、チェキ本体やフィルムの在庫は一瞬で消えます。
特に11:00開店の店舗が多い中、11:30開演の現場で買い出しに行くのは、リスクがあまりに高すぎました。
「上位機種」がもたらす現場のモチベーション
急遽購入した『instax mini 41』を動作チェックしたところ、旧型に比べて写りのクオリティが格段に高く、メンバーは大喜びでした。
そのカメラは急遽、当日一番人気のリーダー専用機として運用されることに。
「良い道具は、演者のテンションを上げ、結果的にファンの満足度(チェキの仕上がり)を上げる」
という、運営として忘れてはならない視点を再確認しました。
リスク管理こそが使命
今回は機動力でカバーできましたが、一歩間違えれば特典会という、ユニットにとってもファンにとっても大切なコミュニケーション(そして収益の柱)を台無しにするところでした。
「前日までの稼働台数確認」と「全ての機材の動作チェック」
これを徹底することこそが、現場を守るスタッフの最低限のプロ意識であるべきです。
まとめ
今回のワンマンライブは、結果として
「災い転じて福となす」
形で大成功を収めました。
特典会で新しいカメラを手に楽しそうに撮影しているメンバーと、嬉しそうなファンの姿を見た時、渋谷を走ったあの30分の苦労は報われました。
しかし、プロの運営スタッフを目指す皆さん、そして現場を支える仲間の皆さん。
現場での「折れない心」や「臨機応変な対応」はもちろん重要ですが、それ以上に
「トラブルを未然に防ぐ準備」
に心血を注ぎましょう。
私の使命は、メンバーが安心してステージに立ち、ファンが最高の思い出を持ち帰れる土壌を作ること。
今回の反省を糧に、より強固な現場運営を目指していきます!
現場のヒヤリハットは、明日の成功への種
皆さんも、機材チェックだけは前日までに抜かりなく!

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